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大阪市鶴見区の美しい石碑(寝屋川の治水事業の歴史)

カテゴリ: 鶴見区あれこれ 作成日:2019年10月07日(月)

大阪市鶴見区放出東にある放出北児童遊園に一基の美しい石碑が静かに立っています。

 

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何が美しいかというとその碑文の文字。これは大阪府知事の力石雄一郎氏による書で、虞世南(ぐせいなん)を思わせる柔らかいタッチが特徴的です。

 

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内容は寝屋川の治水事業に関するものです。寝屋川の改修工事は 1922 年から 1927 年におよぶ大事業だったそうです。

 

大阪は「浪華の八百八橋」とよばれるほど水運で栄えた町でしたがその反面、寝屋川などを含む淀川水域では慢性的な水害で悩まされてきました。

 

碑文で言及されている大橋房太郎氏は、淀川、六郷川、寝屋川の治水事業に生涯を捧げた人物としてよく知られています。

 

DSC 1568

大橋房太郎氏肖像(出典:松村道三郎「淀川治水二代 父大橋房太郎先生 子大橋治房先生」、1962年)

 

大橋氏は若いころ法曹を志していて、河津祐之氏や鳩山和夫氏など当時の日本で屈指の大法律家のもとで学んだそうです。このとき自由主義や啓蒙思想など西洋の新しい思想に親しんでいました。

 

明治維新以降の大阪の近代化と発展において、淀川水域の治水は欠かせません。大橋氏には、郷土愛だけではなく近代発展への強い思いが在ったのに違いありませんね。

 

寝屋川、淀川治水事業に関する経緯や歴史は「小川 清、淀川の治水翁 大橋房太郎伝、2010年」で詳しくまとめられています。大阪の治水における先人の苦労と努力が深く理解できることと思います。

 

最後に参考までに石碑の全文を掲載してみました。

 

濁点・半濁点なし句読点なしのベタ詰めで読みづらいですが、鶴見区の歴史に興味のある方も、書道芸術にご興味のある方も、機会があれば足を止めて実物を見てもらうのもいいかと思います。

 

力石書 記念碑
寝屋川ハ源ヲ府下北河内郡星田村ニ発シ中河内北河内両郡及大阪市東成区ヲ貫流シ天満橋下流二於テ旧淀川二注ク流域耕地数千町歩ヲ潤シ加フルニ沿岸農村肥料其ノ他物資運搬ノ水路ヲ為セリ只惜ムラクハ遂年土砂沈殿シ殊ニ下流ニ洲沚アリテ洪水時ニハ濁水汎濫シ平時亦舟行二便ナラス是二於テ元東成郡榎本村長府会議員大橋房太郎君深ク憂ヒ大正三年之ヲ改修シテ一大運河ト為スノ急務ヲ府當局二訴ヘ尓来知府ノ交迭アル毎二熟誠陳情スル所アリシモ容レラレス同十年財源ニ充當スへク同村大字放出有井路敷九千百三千余坪ノ寄付出願ヲ為スニ及ヒ池松知事始メテ採用シ翌年四月二ヶ年継続事業トシテ元榎本村鯰江町内一部工事二着手シ同十三年三月工ヲ竣ヘ次ラ同年四月同村字徳庵ヨリ下流極楽橋間ヲ三ヶ年度継続支出トシテ起工シ昭和二年三月工全ク成レリ延長三十四丁ニシテ護岸高七尺五寸乃至十五尺川巾二十間水深干潮時三尺平均潮時六尺ナリ又左岸ニ三尺ノ舟曳道ヲ設ケ更ニ一橋ヲ架ス新喜多橋是レナリ而シテ総経費実ニ六拾五万七千余円ヲ要セリ惟フニ本川改修発議以来十有余年ニシテ所期ノ運河始メテ成ルヲ告ケ一ハ洪水ノ患ヲ絶チ一ハ舟楫ノ利ヲ大ニセリ今ヤ大阪市域擴張シ元榎本村鯰江町城東村ノ如キ沿岸地方新ニ編入セラレ百般ノ状勢日ニ都市化シ工業ノ勃興年ト共二旺盛ナラムトスルノ秘ニ當リ会々本運河ノ完成ヲ見ル正ニ大都市ノ隆運二資スル甚大ナルモノアラム而シテ池松知事ノ英断大阪府会ノ協賛大橋府会議員ノ努力ハ今後年ヲ経ルニ従ヒ益々顕著タル二至ラム最近大阪市都市計画事業トシテ新喜多橋下流天満橋間ノ改修ニ着手シ総工費三百余万円ヲ計上シ四ヶ年ヲ以テ完成ヲ告ケムトスゝ聞ク果シテ然ラハ本事業ノ如キ市計画大運河事業ノ前駆ヲ為スモノニシテ真ニ達見二基クモノト謂フヘシ因テ之ヲ永遠二記念セムトシ文ヲ予ニ需ム仍テ其梗漑ヲ敍シテ以テ報フ
             大阪府知事  正四位勲三等力石雄一郎
  昭和三年十一月十日  大阪府土木部長従五位勲五等牛島  航
             地方技師   従四位君四等成田 軍平

 

 

鶴見区の牛すじカレーが美味しいおしゃれカフェ

カテゴリ: 鶴見区あれこれ 作成日:2019年05月14日(火)

今回の記事は、今津中に最近オープンしたカフェ(マーベリック コーヒー&ボイド)のご紹介です。

 

今津公園と汎愛高校に挟まれた通りを西に300m、外観が広葉樹の並木と上手くマッチしたおしゃれなカフェです。

 

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こちらの主力商品はもちろんコーヒーですが、なんといってもランチメニューの「牛スジカレー」が大人気(税込900円:サラダとソフトドリンク付)!

 

なんとテイクアウト販売もされているそうです。  

 

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背景に写ってるのはインダストリアル素材の流木。インテリアには古材が使われていたりして、おしゃれで落ち着いた雰囲気です。

 

私はカレーのルウ食いを楽しむ人種なのでビールも頼みました。こちらではハイネケンとコロナが置いてあります。ワイン、スパイス、ハチミツを加えてじっくり煮込んだ牛スジは、味がしっかり奥までしみててビールに合いますね(*'▽')

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食後に頂いたコーヒーは酸味のないスッキリした味で、男前のにぃちゃんが丁寧にハンドドリップして持ってきてくれます。

 

使っている器がまたおしゃれで、米国ファイヤーキング製耐熱グラスの年代物だそうです。もうワビサビの世界ですよ。

 

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夜間営業は21時30分までで、おもむきがガラッと替わってお酒が楽しめる雰囲気になるそうです。

 

 

 

鶴見区の穴場!ミシュラン店の味をご家庭で楽しむ

カテゴリ: 鶴見区あれこれ 作成日:2019年02月21日(木)

ミシュランガイドに掲載された餃子専門チェーン店「大阪王」の製造工場の直売店が、鶴見区今津北にあります。掲載されたのは「京橋総本店」の方なんですがね。関西エリアの餃子ジャンルで掲載されたのは、ここが初なんだそうです。

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ここでは、生餃子二人前540円から購入できます。専用のタレも付いてて箱の裏には調理方法がていねいに記載されています。

 

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この記載されている調理方法は初心者向けに手順を簡略化してありますが、私は少し手間をかけて調理してます。 

 

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焼餃子は初め強火で加熱して最後は中火で焼目をつけるのが理想なんです。なぜなら皮の弾力をよくするために強火で皮のでんぷんを糊化(こか)する必要があるからです。しかし、フッ素加工した家庭用フライパンは、中火(炎が鍋のウラにぎりぎり当たるくらい)より強い火力を使うと劣化を早めてしまいます。

 

なので、私はフライパンに入れる水を熱湯にしています。そうすると中火でフライパンを傷めないで店の味に近づけることができるんですねぇ。

 

なお、熱湯を注ぐときは、必ず皮についている打粉が鍋底に流れ落ちるように餃子の上からかけてください。そうすると溶けた打粉が餃子の羽を作ってくれます。

 

また、調理説明ではフライパンに使う油を多めとありましたが、最初から多めではなく鍋肌をなじませる程度にして、水分がなくなっていよいよ焼目を付けるタイミングに油を加えるとカリッと仕上がります。この仕上げの油をごま油にすると更に風味が増しますね。「ジュー」という音がなくなり「パチパチ」と乾いた音がして1分前後、鍋底の羽がしっかり色づいたら食べごろです。

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簡単調理の冷凍餃子が普及してますが、ときにはミシュラン級の餃子をご家庭で楽しむのはいかがでしょうか。